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昔みたいに腕を組むのも手を繋ぐのもしない。そこに何もなくても。さみしく思ってももう前みたいに心痛めることもないよ。好きだよ。最近は始発の時間、まだまだ真っ暗なんだね。夜みたいだった。

 

その日は天気が良くて、空は青く、大きな窓から光がたくさん入った。異世界の中に知ってる人がそこにいて、きらきら輝いて眩しかった。眩しくて泣けた。苦しくなった。人から愛される人間になりたい。輝きが、持ち前の明るさが、フィクションみたいなその光景が、眩しくて、苦しかった。わたしも彼女みたいになりたかった。

 

人生しょっぱい。