お父さんと同じ目をしていた。だから正直、もう長くないと思った。あれから2ヶ月か3ヶ月か。今日、亡くなられたそう。色々思って、少し泣いた。苦しさから解放されてほっとしただろうか。どうか、悔いのない人生だったと思えますように。ご冥福をお祈りします。
休憩の時にコンビニへ行こうと降りたら、集中治療室の前に葬儀屋さんがいた。ああ、誰か亡くなったのだと思った。外に出たら急ぎ足でこちらに向かってくる人たちとすれ違って、中年の女の人は泣きそうな強張った顔をしていたから、家族だろうなと思った。どうか亡くなった方の魂が守られますようにとそっとお願いした。名前も顔も知らないけれど。集中治療室は誰かが亡くなるなんて日常茶飯事なんだろう。
家族のたたかいは、またここから始まるんだなと思う。