読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いえない

こんなにかなしくてやけくそなカラオケは久しぶりだった。楽しかったけど何度も涙が出そうになった。あの子は失恋して、あの子は別れた彼を忘れられなくて、わたしは何が、とかよくわからないけどかなしくて。
無駄なことを重ねて重ねて、重ねていけば、何かしらあるのかな。あと、どれだけ重ねたらいいかな。いいことはあった。思い出と気持ちは少し薄れた。だけど、むなしいことの方がずっとずっと多くて。

f:id:whiteco:20151105164615j:image

カラオケを出た明け方、まだ外は真っ暗だった。みんなと別れて歩いて帰った。歩いているうちに少しずつ空が明るくなってきて。この明け方夕方の、薄明るくて、でも星や月は見える空、すき。駅に向かう人たちに逆らって、なんだかそのことに対して後ろめたさを感じながら歩いて帰った。

みんながしあわせになりますように、って何度も何度も何度も思ってきたけど、やっぱり思う。みんながしあわせになりますように。それを口に出すと、お前もなっていつも言われちゃうんだけど。